「総力挙げて底上げねらう」 結成32年の連合、芳野新体制が始動:朝日新聞デジタル
労働組合を束ねる中央組織、連合は7日、女性初の会長に就いた芳野友子氏ら新執行部の記者会見を開いた。コロナ禍で働き手への支援は待ったなし。衆院選を控え、傘下の産別によって支持政党が異なる状況をどう整理するかも問われる。結成から32年、組合員約700万人の巨大組織をどう率いていくのか。
非正規の方に連合に入りたいと思ってもらえるように
この日の会見で芳野氏は、非正規雇用から正規雇用への転換や最低賃金の引き上げなどにより、「総力を挙げて全体の底上げにつなげる」と語った。
女性参画を進めることを「1丁目1番地」と表現。非正規雇用の多くが女性であることに触れ、「非正規の方たちに連合に入りたいと思ってもらえる運動」を目指すとした。
芳野氏は、中小製造業が中心の産別JAM出身者として初めての会長就任となる。ボトムアップで意見を吸い上げる姿勢も強調した。
官公労出身で初の事務局長に就いた清水秀行・日教組中央執行委員長が、民間労組が中心の春闘を仕切ることになる。清水氏は「日教組には私学や独法化した大学の職員らもいて、春闘にはさまざまな形で関わってきた」と意欲を示した。
新執行部の選任の過程でも、国民民主党を支持する産別と、立憲民主党を支持する産別とが、水面下の攻防を繰り広げた。芳野氏は「連合は民間、公務、公益といった業界の集まりで、簡単にいかないのは当然」としたうえで、「それぞれの立場を尊重しながら、合意に向けて議論を積み重ねたい」と語った。
産別間の水面下の攻防 会長代行ポストでバランス
連合は今回、2人の会長代行ポストを残した。官公労で最大産別の自治労の川本淳中央執行委員長を留任させるとともに、民間の最大産別UAゼンセンの松浦昭彦会長を新たに充てた。「左右の両巨頭」(連合OB)とも呼ばれる両氏でバランスをとった形だ。
松浦氏は選挙などを念頭に「…
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